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ただいま、ニッポン
ただいまー!24日に名古屋に帰りました。
さびい。でも、実家で毛糸のパンツを見つけたから、きっと乗り越えられる、はず。

帰ってからは、連日、畑仕事、練習で、日本滞在満喫中です。

無農薬なのと、「虫も食べ物がなくちゃいけないからねえ」という、おばあちゃんの言葉を良いことに、おばあちゃんの畑に青虫くんが大量に住み着いているので、青虫捕獲大作戦を実行してきました。
虫は苦手だけと、大事な白菜のためなら、頑張れるってものよ。

練習は、シタール3DAYS。一昨日、昨日もシタール奏者さんと一緒に練習させてもらって、今日も練習へ行ってきます。
あー、シタールと一緒にタブラを叩くのは楽しいなあ。
大事な友人であり、大好きなシタール奏者さん達、ありがとう!

そして・・・タイでは空港封鎖で、インドではテロですってね。
もう遠い向こうのことに思えるけど、バンコクの空港では現在友人が身動きとれずにいたり(早く動けますように。)、インドでテロがあったタージマハルホテルは、昔ランチだけ食べに行ったことあるあそこだわ、とか思い出したり、ちょっと私も穏やかな気分にはなれません。

バングラデシュも年末に総選挙があるから、かなり情勢が心配なんだけど、自己主張を力で訴えるのは、やはり嫌ね。でも、そうしないと要求が通らない、っていう国の作りも悪いっていえば悪いわけで、傍観者の私は、ただただ平和な時間に戻って欲しい、誰も傷つかないで欲しい、と祈るばかりです。



さー、今日も、練習頑張りマース!
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by shizuka_t | 2008-11-28 10:14 | 独り言
演奏してきました!
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左:Syed Meher Hossain先生
中央:Mohammad Shakurさん
右:わたし


楽しかった!
ダッカから車で片道8時間近くかけて、はるばる行ってきました、ロンプール地方のクリグラム。
遠かったけど、ずっとみんなでふざけ合って笑っていたので、遠足のようでした。

先生とのタブラジュガルバンディは、ウタン、トゥクラ、カイダ、サワルジャワーブ(同じリズムの掛け合い)を叩きました。
観客の皆様から、たくさん拍手をもらって、「良かったよー」とたくさんの人に言ってもらえて、大成功!良かった良かった。

実際のところ、「外国人、かつ、女の子」がタブラを叩いた、っていうのでウケが良かったんだけどさ、でもそれでも嬉しいです。観客に喜んでもらうのがパフォーマーの役目だもの。
だけど、見かけに甘んじることなく、さらにタブラの腕は磨きます。
この日は、私の今持ってる力を全て出し切ったので、悔いなし!

あ、一つあるとしたら、今までで一番綺麗にサリーを着れたのに、誰も褒めてくれなかったことかしら。
クスン。

このプログラムでは、歌の先生のトゥムリ、16歳ぐらいの美少年のケヤール(ご馳走さま♪)、エスラジ、シタール、バイオリン、タブララハラ(大笑いの内容でした。タブラコメディアン!)などなど、たくさんの演目があって、すべてがインド古典音楽だったもんだから、心から楽しかった。
バングラデシュはインド古典が下火だけれど、優れた演奏者はちゃんといる、ってことが本当に分かりました。久しぶりに音楽で興奮しちゃったよ。

音楽を愛する人たちの前で演奏できて、そして、音楽を愛する人たちと一緒に素敵な音楽がたくさん聴けて、これ以上ないぐらい至福の時間でした。

いろいろと書きたいことはあるのだけど、また今度。

***

明日、名古屋へ帰ります。
名古屋の皆様、よろしく。
そして、バングラには12月22日に戻ります。
バングラの皆様も、よろしく!
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by shizuka_t | 2008-11-23 17:14 | インド古典音楽
ガザル Ghazal
最近、ガザルが好きです。

ガザルってのは、あれだね。
パキスタンで良く歌われている歌の種類です。でも、昔パキスタンだった影響からか同じイスラム国だからか、バングラデシュでもガザルは人気です。
インドで有名な歌の種類「バジャン」は、ヒンディー語でヒンドゥー教の神様のことを歌っているけれど、「ガザル」はウルドゥー語で歌われていて、どうも恋の歌など甘い内容の歌詞が多いみたい。
一つ、タブラの先生に説明してもらった歌詞は、
「恋人同士の二人がいて、二人の家は隣同士。夜になると二人は屋上へ出て、愛の言葉を交わす」
だってさ!いやーん、ロマンチック!男女関係に厳しいムスリムだからこそ、こういう歌詞が生まれるのかもね。

そして、ガザルの伴奏は、私の最愛の人、タブラなの!
ガザルのタブラ伴奏、すごく格好良いのです。
歌の部分が終わると同時に、タブラのテハイ(一つのリズムパターンを3回繰り返す。たいてい派手。)が決まって、観客は「バーバー(感嘆の声)」だの「キャバテー!(すばらしい!)」だの言ってしまいます。

今の私のお気に入りは、Mehdi Hassan。
少し前に、5枚組CDを買ってしまったので、聴きこんでいます。
Mehdi Hassanの音源は、TIRAKITAさんで入手可能のようです。

私のタブラの先生はガザルがとっても好きで、よくレッスン中に歌ってくれるの。
「もしタブラ奏者になってなかったら、ガザル歌手になってた」って言うぐらい。そして、本当に上手。
こないだは、「S、良いものあるよ」って微笑みながら言うから何かと思ったら、youtubeのガザル映像でした。一緒に「バーバー」言いながら見ちゃった。

そして、今日は、友人のタブラ奏者D君と一緒に、ガザル歌手Mさんのお宅へ行ってきました。

彼女の素敵な録音を聞いて、ガザル談義をして、彼女の音源コレクションを見せてもらったり(すごかった!CD借りちゃった!)、D君にガザルの伴奏のやり方を教えてもらったり、とーっても良い時間を過ごしちゃった。

その後は、D君と一緒にタブラの先生のお宅へ。

今週の金曜日に先生と一緒にタブララハラを叩くから、コンサート前最後の練習。(といっても、3日前に内容が決まったのだけど。)
うーん、叩けないっ!
もっと時間が必要です。先生!

でも、歌の先生のお弟子さんSちゃんが来ちゃったので、私の練習は終了。
Sちゃんがハルモニウム弾きながら歌って、D君がタブラで伴奏するのを、私も聞かせてもらいました。

そしたらね、Sちゃんのレッスンはガザルだったの。
良いなあ~ガザル。
やっぱりタブラも格好良い。

いいなあ、ガザル。

あれ?

今、コンサート3日前で、焦っていないといけない時期よね?

ガザル聴いてる暇ないよね?

・・・テスト前に部屋の片付けに熱中する、みたいになってます。

絶対に、泣きをみます。
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by shizuka_t | 2008-11-19 03:47 | インド古典音楽
演奏旅行
来週、歌の先生とタブラの先生(親子なのです)の演奏旅行について行く事になりました。
場所は、ロンプール。
バングラデシュ国内です。
ダッカから北西へ車で7~8時間行ったあたり。

あれ?あんた、日本へ帰るんじゃないの?
と、お思いでしょうか、

もちろん帰るよ!
でもね、この旅行のために、帰国日遅らせちゃったんだよ。
だって、楽しそうなんだもーん!

「これは、ピクニックみたいなもんだね」と、先生が言ったとおり、
メンバーは、歌の先生、タブラの先生+奥さん+息子J+息子B、ハルモニウム奏者、タブラグルバイ(兄弟弟子)、&私で、普段から皆仲良しだから、家族旅行みたいなものなのです。

今日のレッスンでは、その旅行の打ち合わせもしました。
「出発が11時ぐらいで、お昼食べる時間がないから、どこかでビリヤニをテイクアウトして、車の中で食べよう。」
だとか・・・。

ところが、それだけじゃなかった!

私もタブララハラを演奏することになりました。
しかも、先生とタブラデュオです。
私、本当に嬉しい!
タブラ叩きの身で、こんな名誉なことはないのです。もし生徒が下手だったら先生の顔に泥を塗ることにもなるわけで、先生も「こいつなら頑張るだろう」って生徒としか一緒に演奏しません。
私が外国人だから、ってのも大きいのだけど、そんなことは差し置いて、嬉しいものは嬉しいの。

先生「じゃあ、このウタンから始めようか。」
私 「はい・・・。(2週間前に習ったやつ・・・。まだ叩けない・・・。)」
先生「その次は、Sが何かカイダ叩いて。」
私 「これにします。(ところどころ叩けない・・・。)」
先生「次はこのトゥクラね。」
私 「はい・・・。(あ、覚えてない・・・。)」
先生「で、これもやって、これもやって。」
私 「はい。あれ?最後のは、何ですか?」
先生「あ、初めて教えるかもね。カタックボルだよ。」
私 「・・・。」

一通り先生の前で叩いて、OKを貰いましたが、うーん、相当頑張らないと。
しかも、グルバイ(兄弟弟子)には、
「1週間じゃあ、叩けないんじゃないのー?」なんて言われちゃって、
「いや、叩けるもーん!」と大口も叩いてしまって・・・。

頑張ります。

でも、それよりも、楽しみだ!
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by shizuka_t | 2008-11-16 01:02 | インド古典音楽
日本語教師
封印していた日本語教師を復活させました、最近。

可愛い生徒は、タイ人の11歳の女の子。

知り合いに頼まれたので、
私、資格持ってないっすよ、ってのを了解してもらった上で、
ここ1ヶ月ぐらい、週一で教えています。

が、まさかまたやるとは思わなかったなー。

今まで、アルバイトや社員で、いろんな仕事をしてきたけどね、もうこれは2度と無理!と思ったのが日本語教師だったの。

日本語教師、めちゃめちゃ大変な仕事です。
日本語話せたからって、教えられる、ってわけじゃありません。
観客(生徒)をひきこみ、退屈させない、っていうエンターテイメント的な部分もあるし、知らないこと質問されても去勢を張ってやり過ごさないといけないし(←私の場合)、毎回笑いをとらないといけないし(←シンガポールで勤めてた言語学校の方針は、生徒を笑わせる、でした。「私は17歳です。」とか言って、生徒からひんしゅく浴びてました。)。

そして、なによりも、日本語、難しいし・・・。
知人にも何人か日本語教師やってる人がいますが、本当に心から尊敬します。

「ここに木を植えます。」
「ここで木を植えます。」
どっちもだいたい同じ意味じゃんよ!
(でも、実は違うのですよ。分かりますかー?)

で、このタイ人の女の子に教えることになったときに、彼女のお母さんから、
「この子は日本の漫画が好きだから、漫画を使ってもらえると、意欲が沸くと思うの。」
と言われてて、
まー漫画だけだと無理があるけど、例文ぐらい引用できたら面白いかも、
と本だけは腐るほどあるうちの本棚を見てみたら
・・・
いまどきの女の子の教育にふさわしい漫画なんて、ありませんっ!

日野日出志 → 変なトラウマになりそう。
魚喃キリコ → そもそもセリフがあんましない。
やまだないと → 教育上良くないシーンあり。
大島弓子 → ややレトロ。
黒田硫黄 → 劇画ちっくで怖い。
冬野さほ → 年頃の女の子は子供っぽい絵柄は苦手かも。
高野文子 → ややレトロ。
風の谷のナウシカ → でかい。
根本敬 → 論外。

・・・


素直に、普通の教科書を使ってクラスやってます。

言葉ってのは、難しい。
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by shizuka_t | 2008-11-10 23:39 | バングラデシュ
Ud.Amjad Ali Khanが来た、らしい。
Ud.Amjad Ali Khanがダッカへ来たらしい。

って、チケットが手に入らず私が見に行けなかっただけで、2008年11月6日にダッカでUd. Amjad Ali Khanのコンサートがありました。
ちなみに、タブラはTanmoy Bose。
→新聞記事The Daily Star

私がダッカに2008年5月に引っ越してきてから、もう1年半ぐらいになるんだけど、私でも知ってるような有名なインド古典音楽の演奏者が来たのは、これが初めてです。

でもね、以前はアララカだの、Zakirだの、Anindだの、Sultan Khanだの、いろんな人が来て演奏してたらしいのです。
私のタブラの先生が、「あの時の演奏は良くてねー」とか「アララカが来た時は僕がアテンドしたんだよ」とか「その人ならダッカでも演奏したよ」だのとよく話してくれるの。

でも、ここ1年半は誰も来なかった・・・。
私、両手広げて待ってたのにー!えーん。

なぜ、1年半大きなコンサートがなかったかというと、何か理由があるはずで、個人的にはバングラデシュの政治事情と結びつく気がします。

バングラデシュは、ここ2年ぐらい、非常事態宣言下(by大統領)にあるの。
というのも、ALとBNPっていう2大政党の対立が激しくって総選挙ができなくなっちゃって(2007年1月)、臨時的な選挙管理内閣ってのがここ2年間ぐらい国を動かしてる。
そんでもって、「この機会に、腐敗した政治をクリーンにしよう!」ってことで2大政党の党首をはじめとする「汚職政治家」を一気に逮捕しちゃったの。

そこで、何が起こったかというと、お金持ちが身を隠しちゃった。

そもそも貧しい国なのに、なぜお金持ちがいるの?って思うけど、ここの国のお金持ちは日本人が想像できないほどのお金持ちで、しかもそんな大きなお金が入ってくるのは、政治絡みの裏金で儲けてるから、なんて言われたりしてるの。
だから、この時期、下手すると、政治汚職の絡みで逮捕されちゃう可能性がある、ってわけで、何かやましいことがあるお金持ちの方々は、海外へ逃げちゃったり、あまり目立たないようにしていたみたい。
(もちろん、汚職に関係しているのは一部の人々だけど。)

そして、そこからバングラデシュ・コンサート事情に結びつきます・・・

誰かがコンサートを主催する。

そこで大きなお金が動く。

「この主催者、お金持ってる!」とバレてしまうかもしれない。

逮捕されるかもしれない。

だから、誰も大きなコンサートをやりたがらない。。
そこまでしてコンサートをしなくちゃいけないわけでもないだろうし。。

まあ、それだけじゃないかもしれないけどね、非常事態宣言下ってのが、この1年半、大きなコンサートがなかった原因の一つだと思うのです。

そして、最近2大政党の党首達も釈放されて、逮捕ブームが一段落した感じなんだけど、そのタイミングでこのコンサート。
なんかね、まるでコンサートと政治の関係を裏づけているような気がしちゃうの。
しかも、このコンサートでも大きなお金が動いたらしい、と聞いたしね。
(ちなみに、チケット代は1500TK。日本物価で考えると、1万5千円。高っ!)

ま、コンサート事情と政治が関係していたとしても、それがなんだ、ってこともないのだけど、この先、どんどんインド古典音楽の演奏者が来てくれないかなー、と期待してしまいます。
この国では、期待は禁物、なんだけどさ。


あー、それにしても、行きたかった!
Amjadにはそこまで思い入れはないのだけど、ショートケーキがないならモンブランでも喜んで食べます、って感じでこのコンサートへ行きたかったの。(すみません。生意気で。)

でも、このコンサートへ行った友人のタブラ奏者D君によると、ライトクラシカル、フォークソングばっかしで、タゴールソングまであったそうな。
Amjadと聞けば、純インド古典音楽を誰でも期待するはずなのに、その演目って・・・。
その他、いろいろと、うーん、と思わされる感想を聞きました。

ま、それなら行かなくて良かったじゃん、ってことで無理やり納得しときます!

さー、次は誰が来るんだろう!どんと来いっ!
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by shizuka_t | 2008-11-08 23:53 | インド古典音楽
バウル Baul その2
バウルの話の続き。

一昨日行ったバウルコンサートの記事が新聞に載っていました。
The Daily Star

そして、このコンサートの演奏者↓

Madhusudan Baul : 歌、カモック
Ashok Das : 歌、ドタラ
Jayanti Das : 歌、モンディラ
Kanu Parikkhit : 打楽器(タブラ、ドール、コール)

そして、私遅れて行っちゃったもんだから見逃したけど、誰かが演奏したであろうエクタールが舞台上に置いてありました。

なんやねん、その楽器達!

と、あんまり日本では馴染みのない楽器も多いんだけど、バウルで使われる楽器はベンガル地方の楽器が中心です。

●カモック (khamak / Katho)
chandrakantha.com。説明・動画有り。英語。
やしの実(たぶん)から弦が出てて、フレットはなく、左手で弦をひっぱって張り、右手に持ったピックみたいなやつで弦を弾く。
音階は一個しかないから、メロディー楽器というより、打楽器に近い感じ。
私のタブラの先生が私にこの楽器を説明するときに、舌をベロベロっと速く動かして、音を真似てました(笑)。そして、実際この楽器はそんな音!


●ドタラ (Dotara)
chandrakantha.com。説明・写真・動画有り。英語。
これは、三味線みたいな大きさで弾き方も似ている。でも、やっぱり見かけはインド楽器で、サーランギーだとかエスラジのネックを細くした感じ。
以前、たまたまドタラ奏者に会って見せてもらったドタラは、一番てっぺんに木彫りの鳥がついていました。
やっぱり、インド楽器は可愛いなあ。
音は澄んだ強い綺麗な音。

●モンディラ (Manjira)
chandrakantha.com。説明・写真・動画有り。英語。
シンバルがすごく小さくなっちゃったような楽器。ヒンドゥー教の宗教歌バジャンや、カタックダンスなどでも使われます。
私は、ヒンドゥー教の聖地ヴァラナシのヒンドゥー教グッズのお店で買いました。
2つのモンディラを打ち付けてすぐ話せば、チリーンと澄んだ伸びる音。そのまま閉じたままにすれば、ジャリッと金属が合わさる音。小さいのに表現豊かです。
ベリーダンスでも、似たような楽器を指につけて踊る演目があるけど、何か関係があるのかしら。。

●タブラ (Tabla)
chandrakantha.com。説明・写真・動画有り。英語。
私の最愛の人、タブラちゃん。
タブラって、本当に色んなところで使われています。
バウル、インド古典音楽、タゴールソング、バングラフォーク、モダンバングラ、カタックダンス、ガザル、バジャン、などなど。
そして、叩き方もやや違っていて、奥が深いなあ、としみじみ。

●ドール (Dhol)
chandrakantha.com。説明・写真・動画有り。英語。
叩く面積がでっかい両面太鼓、ドール。
このコンサートでは、右側を手で、左側をバチで叩いていました。どうも、いろんな叩き方があるみたい。右がバチで、左が手、ってのも見たことある気がする。
大きさがでかいと、音はやっぱり大きい。でも、コンサートでは、けっこう複雑で繊細な音も出していたから、おおざっぱな叩き方も表現豊かな叩き方も、両方できるんじゃないかな。どっちにしても迫力満点。
一度、少し触らせてもらったことがあるのだけど、その時の感想は、「重っ!」。だって、木でできてて大きいんだもん。
だけど、叩きながら踊っている人も見たことあるよ。髪振り乱して格好良かった。
けっこう良く見る、フォークソングの楽器です。床に置いても、首から下げても叩けます。

●コール (Khol)
chandrakantha.com。説明・写真・動画有り。英語。
両面太鼓。両側を手で叩きます。でも、右側の叩く面積がとっても小さい。だから、とても高い音が出ます。左側からは低い音。タゴールソングやバングラフォークでも良く使われるんだけど、コンサートでは代用としてタブラが使われることがあります。その場合、コールの高い音が出せる直径の小さめなタブラや、ボルトチューニングのタブラが使われます。
で、このコールも少し触らせてもらったことがあるんだけど、難しい!!!
だって、右側の叩く所が小さいんだもん。
ふちに当たっちゃうから手のひらでばしっ、とは叩けなくて、指先で叩いてる感じです。
音はカンっと高い音とドゥンと低い音が両方鳴るから、面白い。
床に置いても、首から下げても叩けます。

●エクタール (Ektar / Gopichand)
chandrakantha.com。説明・写真・動画有り。英語。
みよ~ん、みよよよ~ん、と鳴ります。
左手で木の部分に力をかけて、右手で弦を弾く楽器。
バウルといえばエクタール!って感じで、このコンサートの招待状にもエクタールの絵が書いてありましたが、遅れて行った為にエクタールを使ってるところを聞き逃しました。
見かけが格好良いから、お土産屋さんで売ってたりします。


あ、楽器の説明で終わっちゃった。

コンサートの感想は・・・バウルは舞台上でやってるのを綺麗な椅子に座って聞く音楽じゃない!ってことと、歌詞の中身が一番重要なんだろうな、ってこと。

バウルは哲学でもあるから、その歌詞が分からないと、意味はないのかもしれません。

聞き取れたのは、
「ノディ アチェー ノディ アチェー (川がある~ 川がある~)」
ぐらい。

・・・

でも、お祭りみたいな気分で、心躍って楽しかった!
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by shizuka_t | 2008-11-06 14:48 | インド古典音楽
優しさ
えっと、バウルコンサートのことを書こうとしてたのですが、それを後回しにして、今日のバングラデシュ人自慢。

バングラデシュ人についてね、「おいおーい!」ってな行動だとか、ちょっとムカつくことだとか、この嘘つき!ってことは、すんなり出てくるのだけど、それは日本人との習慣が大いに違うのがそもそもの原因だったりして、本当はバングラデシュ人は、とっても優しい人たちです。
他の国の人々の性格と日本人の性格を比べると、実は日本人の性格が変わってるのかも、とかも思うのだけど、それはまた今度。

で、今日出会った素敵なバングラデシュ人達。

出先から帰宅する途中。
とある場所にて、どう帰ろうか考える私。
思いつく選択肢は二つで、乗り合いCNGで近道を行くか、バスで遠回りして帰るか。
どっちでもいいけど、どうしようかなー、と考えてたら、どうも周りのバングラ人からは「帰り方が分からなくなっちゃった人」に見えたらしく、次々と声をかけられる。


バスの運賃集めるお兄さん「どこ行くの?Aだったら、このバスで途中までいって、他のバスに乗換えだよ。」

近くにいたルンギのおじさん「直通のバスはないから、乗り合いCNGで行ってそこから歩いたらどう?」

乗り合いCNGの運転手「行くよ。どうする?」


結局、バスで途中まで行くことにしました。
でも・・・そのバスの経路は、なんと初めて行く場所!乗り換えの場所も実は良く分からないから、バスの運賃集めるお兄さんに何度も説明してもらって・・・。

で、そこへ到着。
「ここで降りて」とお兄さん。そして、わざわざ一緒におりてくれて、次に乗るべきバスの乗り場を指差しながら説明してくれました。
「お兄さん、ありがとう」と言うと、すぐにバスに飛び乗って行っちゃった。

そして、次のバスが来る場所へ歩いて移動。
すると、前のバスから一緒に降りたお客さんの一人が話しかけてきた。
「どこ行くの?Aなら、ここでバスを待てばいいよ。おいで。」
バングラのバス停ってのは、目印も何もないので、良く分からない。。
そして、バスが来た!
「お兄さん、あのバスだよね?」
「いや、あれに乗っちゃうとすごく時間かかるから、別のを待ったほうがいいよ。」

で、次のバス。
「おいで」とお兄さんが一緒に乗り込んでくれる。

(お兄さんも、たまたま一緒の方角なのかしら・・・)と思ってたんだけど、
バスが走り始めて10分後。

お兄さん「(右の建物を指差して)ここに僕は住んでるんだよ」
私   「へー、そうなんだ。(って、もう通り過ぎてるけど・・・)
     お兄さん、今どこへ行くの?」
お兄さん「Aだよ。」
私   「へ?A?私のため?」
お兄さん「うん。そうだよ。」

わー、それは悪いわ、と思って、せめて運賃でも払わせてもらおうとしたら、逆に私の分まで出してくれちゃいました。。
次の停留所で、「ここはお兄さんのおうちにまだ近いでしょ。私はもう大丈夫だから、行ってください。本当にありがとうございました。」とお互い笑顔で別れました。

そして、うちのアパートへ帰ったら、途中で同じアパートの住人らしきバングラ人女性と遭遇。
「こんにちはー。どの部屋ですかー?」なんて会話をしていたら、
「今度、うちにお茶でも飲みにきてよ。」なんて言われちゃう。

もうね、この人達、本当に優しいの!
日本でも、バングラデシュでも、人に親切にされるばっかりで、
私は頑張ってお返ししないといけないなあ、と思います。
(お返しといえば・・・半年ぐらい前に私の携帯電話一台目が、見知らぬ、きっと優しさと対極にある人の手に渡ってしまったのは、腑におちていないけど、まあ、もういいや。)

バングラデシュで嫌なことも多いけどね、嬉しいことと天秤にかけたら、嬉しいことの方がかなり多いよ。
書ききれないぐらい。
本当に、バングラに感謝。
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by shizuka_t | 2008-11-05 23:19 | バングラデシュ
バウル Baul
今日、バウルを聞きに行ってきました。

バウルってのはあれだよ、ベンガル地方のフォークソングの一つ。
吟遊詩人や、歌う修行者、などと呼ばれているけど、ヒンドゥー教にもイスラム教にもどの宗教にも属さず、人間はみんな平等で、それぞれの個々の体の中に神が宿る、という、ベンガルの民衆信仰を村を回って歌って伝えている。
(UNESCOの無形遺産に登録されてるみたい。詳しい説明有り。→ココ

ロビンドラナート・タゴールも、小さい頃に村に回ってきたバウルの歌を聞いて育ち、その影響がタゴールソングに出てるとか。

あと、余談だけど、バングラデシュで人気のロックグループJAMESも、人間の本質に関わるような素敵な詞を歌ったりするから、「現代のバウル」って言われてる。
(コンサートに一回行きました。こないだはCD買いました。大好きなのです!写真・説明は→ココ(英語)

そして、余談ついでに、
このBaulって単語、最近は毎日のように新聞に載ってます。
というのも、どうもダッカの空港付近にあるバウル歌手の彫像を政府が取り壊そうと計画しているらしく、それに対して「バウルは大事なベンガルの文化!その象徴を壊すなんて反対!」という運動が市民の中で盛り上がっているみたいです。
日本の東京大学にあたるダッカ大学で、学生達や活動家達がアートパフォーマンスを行ったり、バウルコンサートを開いたり、垂れ幕持って行進したりしているそうな。
(ある日の新聞。学生がアートパフォーマンスしてる。→The Daily Star

まー、そんなこんなで、バウルってのは、ベンガル人達にすごく愛されているのです。

ちなみに、日本で手に入るCDは、プローラッド・ブラフマーチャリかな。→amazon
バングラデシュに来る前から聴いてて、すごく好き。


・・・調子に乗って、いろいろ書いちゃった。
コンサートの話は、また今度~。
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by shizuka_t | 2008-11-05 03:01 | インド古典音楽
タブラ屋さん、3度目。
今日、またタブラ屋さんへ行ってきました。
ツケ地獄から脱却すべく(こないだの日記)、ツケのお金を払いに行ったのです。

「お兄さん、元気ー?お金持ってきたよー!」
「あー、元気だよ。やっぱりこの前、領収書にタブラ代書いてなかったでしょ。」
「うん、書いてなかった。はい、これ。」
「はいはい。ちょっと座ってよ。何か飲み物持ってくるよ。」
「いいよ、いらないよ。今日は時間ないから、もう帰るよ。」
「じゃあ、帰りの乗り物の中で飲めるようなもの買ってくるから、待ってて!」

とお兄さんがどこかへ消えてしまったので、その間、店内を物色。
もうタブラは買わない!と固い決断をしてるので、タブラには触れず、棚に置いてある本を見てみる。

「タブラ教本・・・ハルモニウム教本・・・ロ・・・ロ・・・ロビンドラサンギート?!」

そう、タゴールソングの歌詞集があったの!
実は、ここ2・3年、コルカタとダッカでずっと探していたのです。
でも、見つからなくって、「タゴールソングの本なんてこの世に存在しないっ!」と決めつけていたんだけど

・・・あるんじゃん!

「お兄さん、これ、ロビンドラサンギートの歌詞集?」
「そうだよ。ほら、他にもあるよ。これなんて、ベンガル語のいろんな歌の歌詞が載ってて、ノズルル・ギティーも入ってるよ」

わお!
最近、日本の友人から、「ノズルル・イスラムの歌詞が載ってる本が欲しい」と頼まれていたもんだから、これも、棚からボタ餅的ラッキーさ!

「でもね、ノズルルギティーの歌詞集は、ダッカ市内にある、‘ノズルルギティー・インスティチュード’ってとこへ行けばもっといいのがあるよ」

ふーん、それならノズルルギティーは、また今度にして・・・

「お兄さん、今日はこのロビンドラサンギートの本を下さいな。」
「はいよっ。ちょっとここ見て(本の内表紙)、定価はX円ってなってるでしょ。でも、X円にまけといてあげるよー!」

やったあ。このタブラ屋さんでは、あんまし値下げ交渉しないんだけど、勝手に安くしてもらえちゃった!
で、帰りにペットボトル入りコーラをもらって、店を後にしました。

今日買った本ね、大好きなタゴールソングの一つ「トマル ホロ シュル、アマル ホロ シャラ (あなたの時代が始まり、私の時代が終わる)」の歌詞が入ってるの。
うふふ。サレガムも付いてるから、ハルモニウム弾きながら歌おう。


・・・にしても、気づけば、タブラ屋行く度にお買い物しちゃってる、ワタシ。。
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by shizuka_t | 2008-11-02 01:24 | インド古典音楽



猫が書いた日記、のように内容の薄い日記、の意。
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